半月ほど前のことだが
所用ありて年休取得。
その後吹上浜へ。
こちらで昼餉を。
ツキヒテラス
吹上浜の特産品である
月日貝
をはじめとした海産物を
浜焼きBBQ
として楽しめるという施設。
月日貝とは。
ツキヒガイ(月日貝, 学名:Ylistrum japonicum, 中: 日月蛤)は
イタヤガイ科の二枚貝である。
学名は1791年にヨハン・フリードリヒ・グメリンによって命名された。分布西太平洋に分布。
日本国内では太平洋側は房総半島以南、
日本海側は山陰地方以西。九州。四国。
その他渤海から南シナ海の中国沿岸、台湾、朝鮮半島南部。形態殻長120ミリの薄い殻はほぼ円形(前後対称)で、
膨らみは弱い。
前後の殻縁は大きく開く。
殻の表面はなめらかで、
付着生物はほとんど見られない。
耳状部は小さい。
右殻は黄白色、
左殻は深紅色で
和名の由来となっている。
殻の内側は白色。
右の殻の内側に48 - 54の放射肋がある。
肉は黄色で、
外套膜の辺縁部には、
赤褐色の糸状触手を多く備え、
その間には多数の眼点がある。生態沿岸などの
水深10 - 100メートルの細砂底に棲息する。
右の殻を下にして海底に横たわる
(イタヤガイ・ホタテガイなどにも
同様の生態がみられる。
いずれも海底に接する側の色は薄くなる)。
外套膜の辺縁部に多くの触手を持ち、
これによって危険を感じると殻を開閉させて泳いで逃げる。
長距離を泳いで移動することもある。
[Wikipedia "ツキヒガイ" 項 2024/11/24 採取]
これが吹上浜で取れるらしい。
そういえば、ほんの隣である
鹿児島市においても
ほとんどメジャーではなかったな
月日貝。
どうやら、
トンデモ足が速いらしく
ほとんど水揚げされた地元でしか
消費されないようだ。
そんなわけでそもそも知名度が低く
小生でも聞いたことがある程度であった。
それを。
東京でIT系経営コンサルをしていたという
日置市に縁もゆかりもなかった
佐々祐一さん
が中心となって
月日貝を
地元の特産品として
押し出し
さらには
吹上浜でジカに焼いて食せる施設
をオープンさせたという。
それがツキヒテラスだ。
以前から気になっていたので
今回訪れてみた次第。
いきなりBBQというのは
ハードルが高いが
月日貝のカンカン焼き
というメニューが爆誕していた。
名前の通り
月日貝をカンカンに入れて
ガンガン炙る料理らしい。
んじゃ、それを。(*´・ω・)σ
接客していたのは
先ほど記載した佐々さんご本人。
快活な接客で好感度大。
最近はスーパーなどでも
牡蠣のカンカン焼き
といって、
缶カラの中に入った牡蠣
を売っていて
それをそのまま火に焼べて食す
というスタイルのものがある。
あー、
電子レンジでチンするもの
も売ってるな。
そのカンカン焼きの月日貝版というわけだ。
缶カラに入った月日貝を受け取り
簡易ガスコンロのある席を選ぶよう
サジェストされる。
ででん。
飲み物はクラフトコーラをチョイス。
ガスコンロに火を付けてしばし。
あー、眺めがええのう。
(*´ω`*)
眼前に広がるは
延々と南北に連なる吹上浜。
テラスには物見櫓も設置されており
そこからの眺めは。
圧巻。
北側(右手)には串木野の浜辺。
その奥にはうっすらと甑島。
南側(左手)には
若干木々が重なって見えないが
坊津方面に野間岳が望めた。
などなど遊んでいるうちに。
缶カラから噴き出す湯気。
さらに。
缶カラの上部の穴から
あふれ出す
月日貝から出た
エキス分。
もったいないが
回収するすべがないww
あふれるがままに任せる。
10分頃経った頃に
佐々さんが缶カラのフタを開けに来る。
「そろそろ大丈夫ですよ!」
じゃーん!!
この美しい緋色というか
赤色の漆を掛けたかのような
鮮やかな色。
この貝殻だけでも必見の価値アリ。
アツアツの貝殻をトングでつまみ上げ。
事前にテーブルにセットされていた
紙皿に移して。
いざ!
ぱくり。
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
ウメーwwwww
なんじゃこりゃぁ~~~~~!!
なんの味つけもしていないのに
けっこうな塩味がする。
そして溢れる貝エキス。
うーむ。
これはビールが欲しいわいww
クルマで来ているのが惜しい。
(-""-;)チッ
このロケーション。
西側に面しているので
天気がよければ
さぞ夕日がきれいであろう。
そしてこの野趣溢れる味わい。
地元でしか味わえないという
スペシャリティ感。
ただ、缶カラ焼きで月日貝だけというのも
ちょっと寂しいので
隣接する
江口蓬莱館
からのおにぎりとかチョッとしたつまみとか
連携があればもっと楽しめるかと。
しかしこれは。
まずは地元の民が堪能して
そのヨソでは味わえない特別感を
発信していかねばなるまいと思った次第。
ハンドルキーパーがいないならば、
JR東市来駅からタクシーで
ほんの10分15分ぐらいなので
4名なら乗り合わせの上
夕日を堪能しつつの宴
という選択肢もアリかも。
(冬はチョッと寒いかもww)
事前予約が必要だが
BBQのグリルも完備なので
イロイロと楽しめ〼。
そんなガラにもない観光案内はさておき。