大動物と小動物では違う時間の流れがある
・・・・と思ったことはないであろうか。
たとえば蚊。
人類をもっともたくさん殺しているとされる
蚊
であるが
ぷぅ~~~~~~~ん
と飛んできて腕に止まったと思ったら
その瞬間にすでに血を吸い始めている。
気づいて叩こうと思っても
すでに腹に血を蓄えて
スグに飛び去ってしまう。
他には、
たとえばスズメ。
せわしなく飛んできたかと思うと
チュンチュンと鳴き交わしながら
地面をついばみ
あっという間に飛び去っていく。
どう考えても
我々と同じ時を共有している
とは思えない。
実際にこれを研究した方もいるようで
これは
感覚情報の処理速度が違う
ことに起因するのではないかという。
つまり、
小動物では
感覚情報の処理速度が速く
まわりがゆっくり見えている
イコール
時間がゆっくり流れている
大動物では
感覚情報の処理速度が遅いため
まわりが早く見えており
すなわち
時間が早く流れている
ということらしい。
人間のフリッカー融合頻度
(動いているものを識別する能力の尺度)
は、1秒間におよそ60回ぐらいらしいが
小動物はもっとフリッカー融合頻度が高いため
まわりがゆっくりしているように見える。
逆にもっともっと大きな動物ならば
フリッカー融合頻度が1秒間に10回とかになり
まわりがせわしなく動いているように見える
ということだ。
ヒトからハエを見るか
ハエからヒトを見るか?
に置き換えてみるとわかりやすかろう。
このフリッカー融合頻度は
危機的状況におかれたり
一発勝負の状態などには
急に加速したりする場合がある。
事故の時に急にまわりがゆっくり見えたり
走馬灯のように記憶が頭をよぎったりww
野球の打者がジャストミートするときに
ボールがゆっくり見えたり
という時のアレである。
あと、
コドモの時とオトナでは
時間の流れが違って感じる
のも同じ理屈かも知れない。
コドモの時はフリッカー頻度が高く
時間の流れがゆっくりしているが
オッサンになればなるほど
一年が短く感じる。
あぁ、なるほどッ!!
ポンッ!
最近は、
去年のクリスマスツリーを
先日しまったかと思ったら
もう次のクリスマスではないか。
(|||´Д`)
妙に納得がいった結論はさておき。