IT老人会からの伝言



若者よ
もしITタコ部屋を片付けていて
もし


ゴムコーティングの
直径22mmほどの玉が出てきても



首をかしげてはならない。



それは。


マウスのキャンタマ

なんやで。
(。-∀-)


mouse_ball


つまり昔は
マウスにボールが内蔵されていた
のである。



いにしえのマウス(ボール付)を解体すると
ボールが接触する場所に
縦と横、直行するように2本の棒
が設置されている。

この棒とボールが接触して
机の上でボールが転がることにより
ボールの回転が縦と横の二軸に分かれて検出され
それを光センサーが読み取って
マウスの動きとするのである。

まぁ、光センサーと言っても

赤色LEDの光源の前を
円形の扇子の骨組みのようなスリットが通過し
それを受光部で検知して
右回転か左回転か
回転速度はどのくらいか


に置き換えているだけという
単純な仕組み。


よって、このマウスのボールは
適度に重く
適度に表面の摩擦係数があり

マウスの中でビミョーな位置に支えられている必要があり
ヨゴレが付くと動きが悪くなり
ゴミが噛むと動かない。

使っているうちに
センサーの付いた縦横の棒に
消しゴムの消しかすのようなモノ
が付いて動きがシブくなる。

そのため定期的に内部の掃除が必要など
けっこうシビアなマシンだったのでのである。


ところが現在のマウスは
光学式になって
内部にはLEDやレーザーの
発光部と受光部しかなく
スカスカである。


ということで若者よ
そのキャンタマで遊んではならない。
大事なモノなんやで。



そんな遺言はさておき。


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