最近のノートパソコンには
ディスクアクセスランプが付いてなくて
物足りないんじゃよ。
(;´Д`)
これはおそらく、
内蔵ハードディスクではなく
内蔵SSDになったので
ディスクの動作を
気にする必要がなくなったからではなかろうか。
ハードディスクというモノは
磁性体を塗られた円盤状の磁気ディスク上を
磁気ヘッドが接触するかしないかの
ギリギリの距離で滑空しながら
磁気ディスク上の磁気の変化を読み取ったり
磁気ヘッドからの磁気で
ディスクに書き込んだり
といった動作をしている。
そのため、磁気を読み取ったり書き込んだりの動作
(アクセス)
している状態でディスクに刺激を与えると
ほんの少しの振動で
磁気ヘッドが磁気ディスクに接触するという
事故が起きがちである。
もしその時の衝撃が強くて
磁気ディスクの表面が欠けて
ほんの小さなカケラでも発生すると
高速回転するディスクの中で飛び跳ね
連鎖反応的にカケラが発生してキズだらけになり
あっというまにディスクが使用不能になる。
そうならないために、
ノートパソコン用のハードディスクは
アクセスが終わったらすみやかに
シッピングゾーン
という安全地帯に磁気ヘッドを退避させ
接触を避けるのだが
それでもなおディスクに頻繁にアクセスしているときは
極力衝撃を与えないよう
「ディスクにアクセスしてますよ」
ランプが付いていたのである。
シャカシャカディスクアクセスランプが
点滅している間は
なるべく動かさないように
人間の方が気遣っていたのだ。
しかし、SSDになると
そもそも回転するような物理部品はなく
単なるメモリーになっているので
ディスクへのアクセスも気にすることなく
よってランプもなくなったというわけだ。
あとは電源ランプと
キーボードのモードを知らせるランプなど
いくつか残っているだけである。
なんか落ち着かないんじゃよ、
ディスクアクセスランプがないと。
(*´・ω・)
そんなIT老人会の嘆きはさておき。