鹿児島が全国に
いや
全世界に誇る県産品
は数あるが
その中でもやはり有名どころと言えば
枕崎のカツオ節
ではなかろうか。

見よ!
この琥珀のような透明さを醸す
凛とした硬質な動物タンパクの
一つの昇華された姿を!!
枕崎の街には
どこにいてもカツオ節を燻す薫香が漂い
なんともおなかが空く。
(*´ω`*)
↑
そういう問題かww
そして、小生たち
昭和のオコサマの家庭には
必ずと言っていいほどこの

カンナと筆箱が一体になったような
カツオ節削り器
があったものである。
幼少のみぎりにはこれで
カツオ節を削ることが
家での『お手伝い』の一つとして
重要な任務であった。
しかし、中には
杜撰な心構え
にてカツオ節に向かい
返り討ちに遭って
指先から流血の惨事
を迎えて
必要でないモミジ下ろしを
作ってしまったという話も
一例や二例ではない。
(。-`ω-)
ところでみなさん。
(日記なのにナゼか問いかけww)
カツオ節を削ることを
カツオ節をかく
ということはご存じであろうが
では。
『かく』とは
どのような漢字を書くか
ご存じであろうか?
寡聞にして小生
思い当たる漢字がなかったので
調べてみると。
カツオ節を"掻く"
1 指先やつめ、またはそれに似たもので物の表面を強くこする。
「かゆい所を―・く」2 手やそれに似たものであたり一帯にある物を引き寄せたり押しのけたりする。
「雪を―・く」「手で水を―・いて進む」3 刃物を手前に引いて切り取る。
「寝首を―・く」4 刃物を押し当てて細かく削りとる。
「氷を―・く」「かつおぶしを―・く」5 箸 (はし) などですばやく混ぜ合わせて粘液状の物にする。
「からしを―・く」6 犂 (すき) などで田畑を耕す。
「苗代を―・く」7 あまり好ましくないものを表面にだす。㋐恥などを身に受ける。「赤っ恥を―・く」㋑涙や汗などをからだの外に出す。
「寝汗を―・く」「べそを―・く」㋒いびきを立てる。
「高いびきを―・く」8 「…する」をののしっていう語。
「欲を―・くな」9 琴などの弦をつめなどではじくようにする。掻き鳴らす。「ただ少し―・き出でたる、大殿 (おとど) のうちひびきみちていみじきを」
〈宇津保・俊蔭〉10 指先を物に食い込ませるようにしてつかまる。とりすがる。「梯 (はし) 立ての倉椅 (くらはし) 山を嶮 (さが) しみと岩―・きかねてわが手取らすも」
〈記・下〉11 髪をくしけずる。「目に髪のおほへるを―・きはやらで」
〈枕・一五一〉12 飯などを急いで食べる。かっこむ。「猫殿、ただ―・き給え」
〈盛衰記・三三〉13 手を振って合図する。「『あなかま』と、手―・くものから」
〈源・夕顔〉
[goo国語辞書 "掻く"項]
・・・・なんとまぁ、意外に
『掻く』
というコトバには多くの意味があるのだなぁ。
たしかにひらがなで
『かく』
と表現しても
漢字が浮かばないものが多々あるが
それもこれもこの
『掻く』
だったのだなぁ・・・・
(゜.゜)
そんなおっさんの知識増強はさておき。