5月5日(日)はコドモの日。


kodomonohi
(画像は例によって拾いモノ・・・・)




はしらのきずは おとどしの
五月五日のせいくらべ
ちまきたべたべ にいさんが
はかってくれた せいのたけ

・・・・

[せいくらべ]




ここで現れた

ちまき(粽)

に関する一枚の画像を
小生のFacebookのタイムラインに載せたところ
一気に鹿児島県民&かごんま出身者の間で
話題が紛糾した。



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この元ネタはこちら


日本で端午の節句に関して
『ちまき』というモノに関する意識調査
を行った結果であるが
この調査の結果が

東西にキッチリ分かれている

ことなどどーでもよい。


かごんま人にとって『ちまき』とは

あくまき(灰汁巻)

のことであって

それ以上でもそれ以下でもない

ということで
話題が沸騰したのであった。


そもそもこの灰汁巻というモノ
おそらく鹿児島(および南九州)以外では
お目に掛かることもないのではなかろうか。


akumaki


灰汁巻とは


あくまき(灰汁巻き)とは、
鹿児島県、宮崎県、
熊本県人吉・球磨地方など
南九州で
主に端午の節句に作られる季節の和菓子である。
もち米を
灰汁(あく)で炊く

ことで独特の風味と食感を持つ。



一説によるとこの灰汁巻とは
薩摩藩
関ヶ原の合戦(1600年)の時に
あるいは豊臣秀吉の朝鮮出兵(1592年)の際に
兵糧(レーション)として持参し
その保存性の良さと携帯性などから
非常に重宝したのがはじまりとされ
さらには
西南の役の際に
西郷隆盛らが保存食として持参した
という
由緒正しき薩摩の非常食
なのであった。


よって、他の地方では『ちまき』とは


DSC_1395 (1)

こんなの(西日本)

とか


chimaki

こんなの(東日本)

とか

あるようであるが
そもそもの出自が違うのであった。


ちなみに鹿児島では
そのへんのスーパーなどでこの時期には


DSC_1415 (1)


もち米灰汁汁竹の皮

がフツーに売られており
有事に備え
家庭で自作する
ものと思われる。

あ、拙宅においては


DSC_1416 (1)


出来合いの真空パック品

を買ってくるだけですが
( ̄∇ ̄*)ゞ


そんな
かごんま人にとって
『ちまき』
が別モノであるという
周知の事実はさておき。


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