前回の日記




叔父貴の葬儀で上京した
と誌した。


木曜が通夜で
金曜の朝が告別式。

実は亡くなったのが先週の金曜日
(10月11日)
だったのだが
折しも関東方面に迫り来る

 台風19号 

TyphoonNo19


への対応で
戒厳令のような厳戒な危機管理体制
が敷かれており
12日は飛行機は飛ばない
JRその他の各鉄道網も運休を決め
首都圏全体が
どうにもこうにもならない状態

になっていたのであった。

よって、11日に亡くなったのであるが
遺体をとりあえず葬儀社の霊安室に預けはしたものの
葬儀の打合せができるようになったのが13日
そこからようやく火葬場の手配などとなり
葬儀の日取りが18日の朝となったのであった。

どうやら横浜などの首都圏では
火葬場が手一杯で
そちらの日取りで
葬儀の日程を大幅にずらさざるを得ない
ようであった。

そのため、
亡くなってから1週間後の葬儀
と相成ったのである。


小生も木曜の昼過ぎに駆けつけ
ようやく葬儀を終え
土曜日は帰るだけとなったが
手配した飛行機は夕方の便。

(*´・ω・)

それまで時間を潰さなければなるまい。
 (* ̄ー ̄)


ということで、金曜の投宿地
川崎の宿を出発し
向かった先は。


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あなたのウェアハウス


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『あなたの』
がナニを意味するところであるか
ちょっと意味がヨクワカラナイが


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 電脳九龍城 

と呼び習わされる施設である。


では、入ってみましょう。


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アヤシげな装飾の入口ヲくぐると。


圧搾空気の『ぷシュー!』という音響で
肝ヲ冷やしながら入店。

何度モ来ていゑので驚かない



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店内はいたるところに
『電脳九龍城』
を意識したあえての

汚し

の塗装や装飾が施されている。

コレはいわゆる

ウェザリング

という手法で
あえて雰囲気を出すために

”汚す”

塗装などを施すことで
リアリティを追求するものである。



ウェザリング(英語:weathering)は、
模型における塗装技法のひとつ。もともとのweatheringという語の意味は「風化」。

模型を製作する際、普通に仕上げの塗装のままでは、「塗りたて」の状態できれいすぎて実感的でない事がある。そこで、風雨にさらされた実物の外観を模した「汚れ」「風化」などの表現を加える技法があり、これをウェザリングと呼ぶ。特に戦車や軍用機などのミリタリーモデルや鉄道模型で多用されるほか、SF・アニメなど架空のメカ物にリアリティを与える技法としても用いられている。

映画・映像の特撮分野では古くから行われてきたものであり、例としてサンダーバードでは、特殊撮影用のミニチュアモデルにウェザリングを施すことで、実感的に見せることに効果を上げており、その手法は「サンダーバードの秘密」などとして紹介されたことがある。またスター・ウォーズシリーズに登場する宇宙船も、過去の戦闘を思わせる汚れや損傷が施され、世界観やキャラクターの演出に大きく貢献している。

日本ではかつて「汚し塗装」という訳語が当てられていたために「とにかく汚せばいい」と誤解されることもあったが、本来は風雨の及ぼす影響(日光による退色とホコリ、雨だれの痕や錆、木々や乗員の接触による傷や剥がれ、排気のススや灼け、戦闘による損傷、他)や経年劣化を再現する事で、模型に実物の様なリアリティを与えるのが目的である。ウェザリングによって、その機体がどんな場所でどの様な戦歴を経てきたのかをある程度表現する事も可能となる。よってウェザリングを行うに当たっては、実物がどのような環境で使用されていたかを研究観察する事が重要である(実物の存在しないSFのメカニズムやロボットなどは、それがどんな環境に置かれて使用されるものであるかを想像し、それに近い実在の機械を参考にする事が多い)。また塗装に限らず、腐食や破損など、器物の損傷状態を加工工作によって表現することもウェザリングの一部と言える。

[Wikipedia "ウェザリング"項 2019/10/20 採取]


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やたらと淫靡な雰囲気の貼り紙が多いのが特徴的。

「光速豊胸」

「快速豊胸」

ってなんぞ??
(゜.゜)



館内のウェザリングは
微に入り細を穿つ。

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トイレなどもばっちく見えるが
すべて”ウェザリング”のなせるワザ。

実際にはキッチリキレイに掃除されており
清潔に保たれている。


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全体的に明るく写っているが
スマホのカメラが優秀
暗く調整してもこんなカンジ。

実際に肉眼で見ると
この半分ほどの明るさ
と思ってもらいたい。


しかし、もともとココは何の施設なのかというと
いわゆるゲーセンなどの

アミューズメント施設

なのであった。


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一角に設けられた
レトロゲームコーナー

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そしてここには、
三画面のCRT(カソードレイチューブ)を連結して
横一線の大画面に見せかけ一世を風靡した

ダライアス
(1986/TAITO)

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完動品の筐体が今もなお
プレイできる状態で置かれているのである。

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思わずイニシエのゲーマー魂から
プレイしてしまいましたがな!!


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・・・・三面のボスキャラ

DUAL SHEARS


DualShearsF


に負けました。
(ノ∀`)


かつては何度も全面クリア
したことがあるのだが
寄る年波により

動体視力の限界と
反射神経の衰えと
集中力の低下のため


アッサリと討ち取られたり。


今回ナゼわざわざここに来たかというと

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11月17日(日)をもって閉館
してしまうのだと聞いて。


やはり今の時期、アミューズメント施設などは
運営が厳しいのであろうなぁ。
(;´Д`)



そんな感傷に浸るおっさんの嘆きはさておき。



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