世の中には
コンパクトデジタルカメラ
(コンデジ)
というカテゴリの家電(?)がある。
現在ではすっかり廃れてしまったカテゴリの家電。
なにしろ、今ドキのスマホなど
ちょっとしたコンデジなんぞよりも
はるかにキレイで精細な写真が撮れるからな。
しかし、どうしてもスマホではカバーできないのは
光学ズーム機能
である。
デジタルズームとは
写した写真の一部を
ただ単に引き延ばし
『拡大』
しただけである。
そのため、画像の情報量としては
元の画像の一部を切り抜いて
拡大しているだけなので
ぼやけたり画像がカクカクしたり
するのであった。
それに対し、光学ズームとは
実際に焦点距離を変えて画像を拡大したものを
情報として記録するため
画質は劣化しない。
小生、実はカバンの中に
SONYのDSC-HX90V
という二世代、三世代ほど前の
コンデジを忍ばせており
いざ鎌倉!
(キャバクラちゃうよ?)
というときに使用しているのである。
画素数に関しては
小生の日常遣いのスマホ
Xperia 1 II
の画素は
有効画素数約1220万画素
であるのに対し
DSC-HX90V
の画素数は
有効画素数約1820万画素
と、まだまだ頑張っている方である。
まぁ、そもそもセンサーの面積が違うけれども。
このデジカメを購入した際のポイントは
1)高倍率光学ズーム機であること
2)ビューファインダーが付いていること
3)軽量小型でいつでも持ち運べること
であった。
SONYのコンデジには
高級高画質路線の
RXシリーズ
と
高倍率の
HX/WXシリーズ
があるのだが、その価格差は歴然。
小生的にはそんな高画質は求めておらず
WXシリーズにはビューファインダーが付いていないので
必然的にHXシリーズを選ぶこととなった。
ビューファインダーとは
カメラに目を近づけてのぞき込みながら
ピント合わせや画角調整を行うためのものである。
かつてのフィルムカメラではアタリマエだったが
デジタルカメラになると
一眼レフのカメラでない限り
必要なくなって
背面に大き目のディスプレイを付けるのが主流である。
ただ、この背面モニターというもの
ロウガンになると見えづらいこと著しい。
( ・`д・´)
ピントが合っているのかいないのか
どこを写しているのか
被写体がどのように写っているのか
などを確認しづらくなり
結果、ピントが合っていなかったり
被写体が写っていなかったりww
といった悲劇が起こりがちなのである。
しかし、ビューファインダーがあると
視力に合わせて接眼レンズを調節できるので
きっちりシッカリ
写すことが可能なのであった。
現在ではこの後継機種の
DSC-HX99
に代替わりしているようだが
光学系や本体のハコなどは
基本そのまま踏襲しており
ソレナリに一定の需要があるものと
思われる。
やはり、光学ズーム強し!!
実は先日の日記に掲載したこちらの写真も
このDSC-HX90Vにて
数100メートルほど先から
光学ズームで撮影したのであり
その威力が知れるというもの。
スマホだと、だいぶ近寄って
ズームモードに切り替えてこれだから。
写り方が違うんだよなぁ、
光学ズームだと。
というわけで現在でも
コンデジの存在意義は光学ズームにあり
と個人的には思う次第。
そんなプチコダワリはさておき。
(カバンが重くなるヨww)