以前(数年前)、知り合いの中で
「@がアタマに付いたフォントは縦書き用」
という話をしたら
「そんなん初めて聞いたわ!!」
という意見が大勢を占めて驚いた。
そんなの常識じゃん
と思っていたのであるが
意外と知らない
IT業界マメ知識
だったようだ。
ところが。
最近ではこの@マーク付きのフォントを
そもそも見かけることがなくなった。
たとえばExcelのセルで
フォントを選択する場合。
ムカシはこの一覧の先頭には
「@MS ゴシック」
とか、@マーク付きのフォントが
並んでいたと思うが
現在は一覧には現れない。
縦書きフォントがどのようなときに
必要になるかというと
たとえばExcelで
青いセルのように横書きして
そのまま縦書きに改造しようと
一文字ずつ改行すると
オレンジ左側のセルのように
長音「ー」記号が
横書きの横棒のママという
マヌケな表記
になってしまう。
これを、縦書き用フォントを用いると
オレンジ右側のように
縦棒に変わる
というわけだ。
これを知らずにムカシは
ムリに縦棒を入れるために
「|」マーク
を入力している例も散見されたが
そのマークは
バーティカルバー
だ。
UnixやMS-DOSで
パイプ
(パイポちゃうよ)
として使われる記号だ。
だが現在では
セルを選んで
縦書き指定にするだけで
勝手にフォントが変わる模様。
よって、エンドユーザが
@付きの縦書きフォントを選択する
という手間が不要なようだ。
よって、現在では
@マーク付きの縦書き用フォント
というのは
ムダ知識
というわけだ。
みんな、忘れろ。
(*´・ω・)σ
そんな意味ナシマクラはさておき。