さいきんかったほん。

鹿児島の心を伝えるレシピ集
はじめての郷土料理
鹿児島にも独特の食文化がある。
肉食が禁忌とされていた時代にも
薩摩では食肉文化があり
その名残で
豚骨や鶏刺し
などが普通に食されていた。
しかし、鹿児島県本土では
大部分がシラス台地に覆われていたため
米が育たず
畑作が中心だった。
そんな中でも
食文化は豊富に育ったようだ。
拙宅においては、
実家が昔から鹿児島市内だったため
小生の幼少のみぎりには
曾祖母と暮らしていたが
いわゆる
鹿児島の郷土料理
というものにはほぼ縁のない生活であった。
その曾祖母にしても
医家に育ったため
お手伝いさんに囲まれて
そのような食文化にほとんど触れずに
過ごしたのではなかろうか。
そんなわけで、
家庭の伝来の味
というものもほとんどないので
逆に郷土料理に
興味をもったのかもしれない。
小生がww
この
『はじめての郷土料理』
であるが、
レシピ本としてだけでなく
いろんな鹿児島の風土に触れており
読み物としても面白い。
先日もこの本に合わせて
豚骨
と
さつま汁
を作ってみた。
もっとも、レシピ本を見ながら
ざっくりと流れだけつかんだだけで
材料も調味料も
ほぼ目分量当てずっぽうだがなww
ということで、
もしこの本に興味を持たれた方で
近くの本屋にない場合は
こちらへ。
鹿児島のちいさなちいさな出版社が
がんばっております。
(社長が後輩らしいww)
そんな一銭がともならん
お勝手紹介はさておき。