先日
決死の覚悟で拙宅のエアコンを新調した
と誌した。
その際に、
エディオン吉野中央店
で購入したと誌したところ
なんでそんな遠くの店で?
という質問があったため
あらためて誌しておこう。
この店との
謂因縁故事来歴物語
はさかのぼることン十年前。
下荒田2丁目1−1
電車通りと中洲本通りの交わる交差点にある
現在は
『財宝』
の看板がデカデカと掲げられている
サンプラス荒田
というビルは当時新築で
そこのテナントとして
ダイイチだいわ荒田店
という家電量販店が入っていた。
ビルの1階と2階が店舗で3階が倉庫
という当時としてはけっこうな広さの
家電量販店。
そのダイイチだいわ荒田店が
おそらく夏頃の平日の朝オープンしたのであるが
当時中学校を卒業してヒマしていた小生が
一番客としててれんてれんと入店したのである。
なんで中学を卒業しているのにヒマなのかという
根源的な理由には触れないが
まぁ、そんなわけだww
↑
察してww
当時はパソコンなるものが世の中に出始めの時代であり
とても一般家庭にあるようなものではなかった。
パソコンという名前も定着しておらず
マイコン
とか
パーコン
とかも呼ばれていた時代。
カネのないビンボー人は
(学生とは言っていない)
パソコンを置いてある家電店に押しかけ
そこでパソコンを使わせてもらって
遊ぶという図式が成り立っていた。
当然、実家も近くてヒマな小生
ここに展示されていたパソコン目当てに
やってきたのであるが
何度も出入りしているうちに
店員さんとも親しくなる。
店員さんと親しくなるというのが
この遊びの最も重要なファクターで
親しくなっていれば
何時間もパソコンコーナーに入り浸るコドモらを
ムゲに追い出せなくなるではないか。
(。-∀-)
その後何年かして、ダイイチだいわも
運営元のスーパー大和とダイイチ電器の提携が解消され
ダイイチ電器も合併してデオデオと名前を変え
その後エディオンになった。
そのどこの時点で別れたのか忘れたが
元店員だった方々が独立し
独自の店舗を持ったのである。
しかも、元のデオデオのフランチャイジーとして。
(当初はデオデオ吉野中央店)
それが現在の
エディオン吉野中央店
になっているのである。
そんなわけで、
ン十年来の付き合いになるな。
結局、小生が誘導するので
実家もダイイチだいわ以降こちらの店を頼ることになり
小生も結婚して自分の家を持ってからも
大きな家電を購入する際には
こちらに相談することとなったのである。
現在では少なくなった
「町の電気屋さん」
なのであるが、ちゃんとした
エディオン系列店なので
上得意様エディオン特別価格
にて購入できるのだ。
もちろん店に在庫はないが
チェーン店の強み
オンラインで在庫を引き当て
確保してくれる。
昨年拙宅の長男氏が
東京で一人暮らしを始める際にも
家電類一式をこちらで調達したのであるが
4月になってから突然の入学式中止
登校禁止という事態になり
長男氏のアパートのある
町田市近くのエディオンの倉庫に
半年ぐらい荷物を留め置いていてもらった。
なかなかいろいろと
お世話になっているのである。
その他、エディオンは
家電量販店にしては保障が手厚く
カード会員になっていれば
今回のエアコンなど
10年保証がつくのである!!
メーカー保証なんぞ1年なのにww
店構えは決して広くはなく
古い商店を間借りしているので
店内の陳列品も新品ではない。
しかし、こういう
「町の電気屋さん」
というのは現代ではかなり貴重な存在で
近くのお年寄りが
「うちのテレビの写りが悪くて・・・・」
「あー、ブースターを付けましょうか」
とか
「便所の電球が切れたと」
「なら、午後から付けに行きましょうか」
とか
ひっきりなしに応対している。
お年寄りにとっては電球一つ替えるのも
至難の業であろう。
それを、ひとつひとつ丁寧に拾って対応し
しっかりと人心をとらえている。
大事なことである。
大型店舗の家電量販店では
こうはいかないであろう。
というわけで
いまだに遠いながらも
エディオン吉野中央店
を頼っているのであった。
そんなイニシエからの物語はさておき。